新しい一眼レフを買う前に!アマチュアからプロまでが知っておくべき事

カメラ カメラ

一眼レフカメラやミラーレスカメラを新品で買うと結構な値段しますよね。センサーサイズがAPS-Cの一眼レフカメラならまだなんとか手に入れられる価格帯ですが、フルサイズとなると考え込んでしまうという人も多いのではないでしょうか?

かといって、フルサイズも捨てがたい。フルサイズカメラで撮った写真って、すっごくきれいなんです。自分で撮ったのではないかのような写真が撮れます。まずは一眼レフカメラに慣れるまでAPS-Cのカメラで練習して、フルサイズ一眼レフカメラに移行するという人も少なくないようです。

新品で手に入れるのがなかなか難しいフルサイズ一眼レフカメラですが、中古カメラを探せば意外と良いものが手に入るんですよ。

今回は、プロのカメラマンも活用している中古カメラの手に入れ方、売却の方法、カメラの良し悪し、カメラグッズなどについて詳しく紹介します。

カメラは丁寧に扱っていれば基本的には長く使えるものなので、中古カメラでも新品カメラと遜色ない写真を撮ることができます。中古カメラでいいカメラを選べば、初心者でも中級者でも、またプロでも賢いお金の使い方ができます。

  1. 中古の一眼レフカメラって大丈夫?
      1. ・グリップのベタつきがないか
      2. ・ファインダーが劣化していないか
      3. ・レンズ内のホコリ
      4. ・レンズ内のカビ
  2. 東京で中古カメラが売っているところ
      1. 1.ビックカメラ池袋
      2. 2.カメラのキタムラ
      3. 3.ミズタニカメラ(上野)
      4. 4.フジヤカメラ(中野)
  3. 新宿で中古カメラが売っているところ
      1. 1.マップカメラ(Map Camera)
      2. 2.ミヤマ商会(新宿)
      3. 3.ラッキーカメラ
  4. 秋葉原にある中古カメラ屋
      1. 1.カメラのキタムラ(秋葉原)
      2. 2.にっしんカメラ
      3. 3.東京CAMERA
  5. 大阪で中古カメラが売っているところ
      1. 1.トキワカメラ
      2. 2.カメラのナニワ(心斎橋)
      3. 3.カメラのヤマゲン(堺)
  6. 横浜にある中古カメラ屋
      1. 1.大貫カメラ
      2. 2.ペンギンカメラ
      3. 3.チャンプカメラ
  7. 東京、大阪でカメラ買取
  8. 全国の中古カメラ屋
  9. カメラのキタムラで中古カメラは取引できる?
  10. 中古カメラの買取と下取り
  11. 通販で中古カメラを買うのってどうなの?
  12. 中古カメラを販売しているサイト
      1. CAMERA fan
      2. ドスパラ(中古WEB通販)
      3. アカサカカメラ
      4. 価格コム
      5. ソフマップの中古カメラ
  13. オークションなどで取引されているジャンクの中古カメラ
  14. ヤフオクで中古カメラを買う
  15. アマゾンで中古カメラを買う
  16. ヤフオクで中古カメラを売る
  17. いらなくなった中古フィルムカメラの買取
  18. 中古の三脚は大丈夫?
  19. 中古のミラーレス一眼もあり
  20. カメラの特徴
      1. オリンパス
      2. ペンタックス
      3. ニコン
  21. キヤノン
  22. ライカ
  23. 中古カメラを買う前にバッグを買っておこう!
      1. 肩掛けタイプ
      2. ショルダータイプ(ランドセルタイプ)
      3. ポーターのカメラバッグが人気?
      4. ドンケのカメラバッグもスタイリッシュ
      5. ビリンガムのカメラバッグ
  24. まとめ

中古の一眼レフカメラって大丈夫?

中古カメラってそもそも大丈夫なのでしょうか?使っていて問題ないのでしょうか?結論から言うと問題ありません。逆に言うと、基本的には問題のない商品が中古で売られていると言えるでしょう。

ただ、中古でもピンキリなので、限りなくジャンクに近い中古もあれば、限りなく新品に近いものもあります。なので、特に通販などで中古カメラを買う場合はどこが「難あり」なのかをしっかりチェックしておく必要があるでしょう。以下、中古カメラのチェックポイントを挙げてみます。

・グリップのベタつきがないか

グリップは最も過酷な環境に置かれるパーツの1つです。汗水が染み込み、日にあたり、経年劣化します。表面が劣化してくるとベタつくようになってきます。

・ファインダーが劣化していないか

ファインダーは劣化するものです。ファインダーがクリアーでないと、視野も悪くなります。ファインダー内にゴミが入ると簡単には取れないのでそこもチェックポイントです。

・レンズ内のホコリ

レンズ内に細かなホコリが入ることがあります。中古カメラの交換レンズの1つのチェックポイントと言えるでしょう。通常の撮影では気にならなくても、一定の条件下で撮影した場合、写真にホコリが写り込む可能性があります。

・レンズ内のカビ

レンズ内にカビのある商品を販売することはまずないと考えられますが、少しでもカビが生えていると、成長してどんどん大きくなるので、カビが生えているレンズは買ってはいけません。カビが生えたレンズは清掃するのがかなり大変で、修理代も高く、買い替えたほうが早い場合がほとんどです。

東京で中古カメラが売っているところ

2architecture-1853076_1280
出典:pixabay

1.ビックカメラ池袋

カメラの数が多いのがビックカメラの特徴。中古カメラの数はそこまで多くありませんが、十分選ぶことができます。ビックカメラだとポイントがつくので、いつもビッグカメラを利用するという人ならお得ですよね。ビッグカメラで貯まるビックポイントは1ポイント1円として利用することができます。

ビッグカメラの池袋店には買取・下取りができるアウトレットもあるので、デジタルカメラなどを売却することができます。いらなくなったコンデジなどを売却して一眼レフカメラを買うお金に当てることもできますよ。

■基本情報
・店名:ビックカメラ池袋
・営業時間:年中無休 10:00 a.m. – 10:00 p.m.
・電話:03-5396-1111
・住所:〒170-0013東京都豊島区東池袋1-41-5
・公式HP:http://www.biccamera.co.jp/shoplist/shop-007.html

2.カメラのキタムラ

同じく池袋にあるカメラのキタムラ。全国チェーンのお店なので、知っている人も多いかもしれません。ワンフロアのお店で、規模はビックカメラほどではありませんが、カメラによく通じた店員さんが常駐しています。

ジャンク商品もこの店で手に入るので、パーツ取りなどに利用できるカメラが手に入るかもしれません。カメラのキタムラ池袋中古買取センターでは、中古で格安のレンズやカメラ本体が販売されています。

■基本情報
・店名:カメラのキタムラ
・営業時間:10:30-19:30
・電話:03-5911-7813
・住所:東京都豊島区東池袋1-2-11カタヤマビル3F
・公式HP:http://www.kitamura.jp/

3.ミズタニカメラ(上野)

カメラと時計を扱っており、カメラレンズなども豊富に揃っています。商品はどれもコンディションが良いのが特徴。上野駅からアクセスが良いというのもいいですね。


■基本情報
・店名:ミズタニカメラ
・住所:〒110-0005 東京都台東区上野6−9−17

4.フジヤカメラ(中野)

1938年創業の老舗カメラ屋さん。すでに70年以上カメラを扱っているお店です。都内最大級の中古カメラなので、欲しいカメラが見つかるかもしれませんね。フジヤカメラだと、いらなくなったカメラを売却して、新品・中古のカメラを購入すれば、買取額が15%アップするという特典もあります。フジヤカメラはオンラインショップもあるので、あらかじめネットショップで情報収集しておくこともできます。

カメラヲタや写真ヲタなら是非一回は足を運んでください。買いも売りも良心的だと思うのですが。良い店だと思います。すぐ近くに2軒、用品等の店もありますし。入店直前に落下させてしまい、本物のジャンクにしてしまったレンズにも価格が付きました。感謝。
―湯浅洋一www.google.com

価格は安い。店員の方も親切。初心者にもオススメ!
―諭川島www.google.com

マメに通うと掘り出し物がある。ただし足が速い。これはと思ったら即買いを。
―masaru hashimoto www.google.com

めぼしいものはなかった

南西 雁太さん(@tan.nan.7)がシェアした投稿 –


■基本情報
・店名:フジヤカメラ
・営業時間:10時00分~20時30分
・電話: 03-5318-2222
・住所:〒164-0001 東京都中野区中野5丁目61−1
・公式HP:http://www.fujiya-camera.co.jp/

新宿で中古カメラが売っているところ

1.マップカメラ(Map Camera)

中野にあるフジヤカメラと並ぶほどの品揃えで、多くの人が新宿の中古カメラといえばこの店と言うほど。中古がメインですが、新品も取り揃えています。膨大な商品量なので、行くときには時間の余裕をもっておいたほうが良いかもしれません。

マップカメラはウェブサイトもかなりしっかりしていて、ネットショッピングも楽しめそうです。カメラレンズ、本体だけでなく、付属品や周辺機器なども豊富。新宿で中古カメラ購入を考えているならぜひ行ってみるべき場所ですよ!マップカメラは本館とカメラ買取センターに分かれています。


■基本情報(マップカメラ本館)
・営業時間:10:30AM~20:30PM
・電話:03-3342-3381
・住所:〒160-0023東京都新宿区西新宿1-12-5

■基本情報(マップカメラカメラ買取センター)
・営業時間:10:30AM~20:00PM
・電話:03-3342-3383
・住所:〒160-0023東京都新宿区西新宿1-13-6
・公式HP:https://www.mapcamera.com/

2.ミヤマ商会(新宿)

店内は広めで入りやすいので、何かのついでに入ってみるのも良いかもしれません。カメラとレンズを下取りしてくれるので、売却したい人にもおすすめです。「親切第一主義」のお店で、売りっぱなし商売をしないという安心のカメラショップです。

■基本情報
・店名:ミヤマ商会
・営業時間:10:30~19:30(日祭~19:00)
・電話:03-3356-1841
・住所:新宿区新宿3-32-8新宿中央口ビル1階
・公式HP:http://www.miyama-shokai.co.jp/

3.ラッキーカメラ

名前だけ聞くとちょっと、大丈夫かな?と思ってしまうんですが、ちゃんとした店で、それも1940年創業というから驚きです。デジタルカメラや一眼レフカメラはもちろんのこと、クラシックカメラを数多く取り揃えています。マニアにもおすすめのお店。ライカなどの輸入品を手に入れることもできます。


■基本情報
・店名:ラッキーカメラ
・営業時間:10:00〜20:00(年中無休)
・電話:03-3354-7898
・住所:東京都新宿区新宿3-3-9伍名館ビル1F
・公式HP:http://lucky-camera.com/shop/

秋葉原にある中古カメラ屋

1.カメラのキタムラ(秋葉原)

秋葉原にはカメラのキタムラの中古買取センターがあります。ヨドバシカメラの向かいにありますが、中古カメラの取り揃えではカメラのキタムラのほうがダントツに量が多いです。ジャンク中古のカメラもたくさんあります。

中古取り寄せができるので、店に行って欲しいカメラ・レンズがなかったにしても一度聞いてみる事をおすすめします。カメラマニアの中には定期的にここに来て掘り出し物を探索する人もいるほどなんですよ。

■基本情報
・店名:カメラのキタムラ
・営業時間:10:30-19:30
・電話:03-5297-4041
・住所:東京都千代田区神田松永町10番地 長谷川ビル401
・公式HP:http://blog.kitamura.jp/13/4309/

2.にっしんカメラ

中古カメラとは思えないほどきれいなものばかり。それだけでなく価格も良心的なので、初心者でも手の出しやすい中古カメラが多いです。ものによりますが、キヤノンのフルサイズカメラが中古で10万以下で販売されていたり、フルサイズに挑戦してみたい人にはうれしいですね!


■基本情報
・店名:にっしんカメラ
・営業時間:10時00分~20時00分
・電話:03-3251-7504
・住所:〒101-0033 東京都千代田区神田岩本町1−13 清新 ビル 1F
・公式HP:http://www.nisshin-camera.com/

3.東京CAMERA

2016年7月にオープンした東京CAMERA。お店の外観が中古カメラ屋さんぽくないので、一見、見間違うかもしれません。中古カメラはフィルムカメラがメインですが、デジタルの中古カメラも少数取り揃えています。営業時間が12時からととってもマイペース。訪問する時は昼からが良いかもしれません。


■基本情報
・店名:東京CAMERA
・営業時間:12:00-19:00
・定休日:火曜日・水曜日
・電話:03-5826-8084
・住所:〒110-0016 東京都台東区台東1-27-11 やわらぎビル 1-A
・公式HP:http://www.tokyocamera.net/

大阪で中古カメラが売っているところ

3evening-1736715_1280

出典:pixabay

1.トキワカメラ

大阪の日本橋にあるカメラ専門店トキワカメラ。品揃えが豊富で、大阪ミナミでカメラを探すならこの店は外せません。マニュアルフィルムカメラやデジタルカメラまでなんでも揃っています。中古の交換レンズなども揃っているので、掘り出し物が見つかるかもしれませんね。

NFAさん(@timecity)がシェアした投稿


■基本情報
・店名:トキワカメラ
・営業時間:
平 日  9:00 ~ 19:00
日・祝 10:00 ~ 18:00
・定休日:第3日曜日
・電話:06-6641-9014
・住所:〒542-0073 大阪市中央区日本橋1-19-8
・公式HP:http://tokiwa-camera.co.jp/index.html

2.カメラのナニワ(心斎橋)

心斎橋という大阪ミナミの中心にあるカメラのナニワ。御堂筋線心斎橋駅からも近く、アクセスも良いのがポイントです。看板デザインは会長の似顔絵で、わかりやすい建物です。カメラのナニワは中古カメラの品揃えもよく、中古カメラ買取もしています。交換レンズのみの販売もしていますし、新品カメラも豊富に揃っています。

ジャンクの取扱もたくさんあり、マニアが研究用、パーツ取り用などに買っていくようです。レンズフィルターが100円そこらで買えてしまうというのも中古の魅力です。カメラのナニワは複数店舗あり、大阪キタ、千里中央などにも支店があります。

■基本情報
・店名:カメラのナニワ
・営業時間:10時00分~20時00分
・電話:06-6281-4133
・住所:〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目1−3−12 田毎プラザ 2F
・公式HP:http://www.cameranonaniwa.co.jp/

3.カメラのヤマゲン(堺)

中古カメラ「何でも買います」というキャッチコピーのカメラのヤマゲン。建物の上には大きなニコン一眼レフのモニュメントが。中古カメラを6段階評価しており、新品同様のSランクから並品のBランクまであります。1号館、2号館に分かれており、品揃えも相当なものです。

■基本情報
・店名:カメラのヤマゲン
・営業時間:8時00分~20時00分
・電話:072-221-1701
・住所:〒590-0048 大阪府堺市堺区一条通17−21
・公式HP:http://yamagent.exblog.jp/

横浜にある中古カメラ屋

4minatomirai-222807_1280
出典:pixabay

1.大貫カメラ

カメラを幅広く扱っている大貫カメラ。中古デジカメから中古レンズ、中古アクセサリーや中古ストロボも扱っています。通販限定の商品もあったり、ウェブサイトを見ているだけでもなかなか楽しいですよ。中古カメラの高額買取も行っているので、使ってないカメラがあれば下取りに出してみるのも良いかもしれません。


■基本情報
・店名:大貫カメラ
・営業時間:AM10:00~PM7:00
・定休日: 水曜日
・電話:045-231-0306
・住所:〒231-0065 横浜市中区宮川町2-47大貫ビル1F
・公式HP: http://www.camera-ohnuki.com/netshop/

2.ペンギンカメラ

デジタルカメラの取扱が多く、修理やメンテナンスも気軽にお願いする事ができます。委託販売という珍しいサービスを提供しており、自分のカメラをペンギンカメラを通して販売する事ができます。中古デジイチもあり、かなり良心的な価格でフルサイズのカメラが手に入ります。1961年創業の老舗カメラ店ということもあり、ノウハウも豊富です。ペンギンカメラは横浜に計3店あります。

■基本情報
・店名:ペンギンカメラ
・営業時間:AM9:00~PM8:00
・電話:045-421-5220
・住所:〒221-0061 神奈川県横浜市神奈川区七島町127
・公式HP:http://www.penguincamera.co.jp/

3.チャンプカメラ

株式会社トライウェルが運営するカメラ店で、東急田園都市線沿いをメインとして展開しているカメラ屋さんです。売却をするなら気軽なオンライン査定ができるので、自分のカメラのだいたいの相場がどれくらいのものなのかを知りたい時にも利用できます。ウェブサイトで中古レンズ、本体を検索できます。

■基本情報(横浜ニュータウン店)
・店名:チャンプカメラ
・営業時間:
平日 10:00~20:00
土日祝 10:00~19:30
・電話:045-941-1231
・住所:〒224-0061横浜市都筑区大丸8-7
・公式HP: http://www.champcamera.co.jp/

東京、大阪でカメラ買取

東京、大阪で中古カメラ売買ができるところを挙げました。中古カメラを購入したいのであれば、品揃えが豊富なのに越したことはありませんが、買取となれば話は別です。少しでも高く売却したいのであれば、片っ端から査定するのがいいでしょう。小さな店でも高く買い取ってくれる場合もありますし、カメラの機種によっても買取価格が驚くほど違ったりします。特にキヤノン、ニコンはカメラの2大メーカーですから、値崩れが少なく、比較的高価で売却ができます。

カメラのキタムラは全国チェーン店なので、東京・大阪以外にもたくさん店舗を構えています。それゆえにネームバリューがあるので、売却する時に何気なく行ってしまいがちですが、まずは個人経営の店などで査定してから比較するのが良いでしょう。

マップカメラなど、オンライン査定に対応しているカメラ屋さんもたくさんあるので、ウェブサイトからオンラインで自分のカメラがどれくらいの相場なのかを調べてみるのも良いですね。

大阪で中古カメラを売却をするのであれば、やはり実績のある「カメラのナニワ」は外せません。60年で20万近くのカメラを買い取ってきた実績があり、これは他社をはるかに凌ぐ実績です。中古カメラ本体だけではなく、レンズ、三脚、ストロボ、カメラバッグまで買い取ってくれるので、まとめて売りたい時にも利用できます。

東京で買取体制が整っている中古カメラ店といえばやはり「Map Camera」が筆頭に挙げられます。サービスがとにかく周到なのでスムーズに売却ができます。Map Cameraだとキヤノン、ニコン、ソニー、フジフィルム、オリンパスの5つのメーカーを高く買い取ってくれる傾向にあるので、この5つのメーカーに当てはまるのであれば、ぜひMap Cameraで査定してみましょう。

全国の中古カメラ屋

日本にはまだまだ、中古カメラ屋さんがたくさんあります。中古カメラめぐりをしてみるのも刺激的で楽しいですよ。実際に手にとってみると通販サイトやアマゾン、ヤフオクで見ているだけでは分からないことや感じ取れないことが実物を通して伝わってきます。

中古カメラショップめぐりなんてカメヲタのやることだ…と思ってしまうかもしれませんが、初心者だからこそ、いろんなショップに行って実物の中古カメラを触ってみることが必要です。アマゾンのレビューや価格比較サイトのクチコミだけでは分からないことも分かります。自分の手に本当にフィットするカメラがどれかなんて触ってみないと分からないですよね。特に一眼レフカメラなら手に馴染まないとホールド感が良くありません。

東京・大阪以外にも中古カメラ屋はたくさんあります。例えば名古屋。名古屋の中古カメラ屋は充実しています。ただ、東京・大阪のように駅周辺にカメラ屋さんが密集しているわけではないので、車での移動がメインになります。マイカーがあるなら出かけてみてはいかがでしょうか?

量販店だとカメラの使い方や選び方など、コアな話ができないこともありますし、店にとってマイナスなことはなかなか教えてくれないこともあります。このあたりが個人経営の中古カメラ屋とは違うところ。個人経営の店なら本当にカメラ好きの人が経営しているので、公平なアドバイスをしてくれます。

カメラのキタムラで中古カメラは取引できる?

カメラのキタムラで中古カメラを取引する方法は大きく分けて2つあります。店頭に持ち込む方法と、ネットで売却する方法です。

キタムラは全国展開なので、店頭に出向く方がスピーディーですが、近くにキタムラの店舗がないという場合は直送買取が便利です。キタムラのネット中古店に中古カメラを宅配便で送って売却する事ができます。中古カメラを発送後約1週間で査定結果が出てくるので、その値段に納得がいくようであれば承認し、口座振込となります。

カメラのキタムラの買取対象商品は一眼レフカメラのみならず、デジタルカメラ、交換レンズ、フィルムカメラ、アクセサリー、ビデオカメラなど、カメラに関するものなら何でもOK。家に眠っているカメラがないか確かめて査定に出してみましょう。

中古カメラの買取と下取り

カメラのキタムラが言う「買取」とはただ単に中古のカメラを売却する事で、一方「下取り」とは新しい商品を購入する事を条件で、中古カメラを売却することです。カメラのキタムラには「なんでも下取り」というサービスが有り、このサービスなら下取り商品の状態や価値に関わりなく一律の金額で売却する事ができます。

通販で中古カメラを買うのってどうなの?

camera-816583_1280
出典:pixabay

もうすでに実機の特性を知っている人にとって、通販で中古カメラを買うのは1つの便利な方法です。量販店や中古カメラ屋さんなどで気になる中古カメラをしっかり吟味した後、通販で中古カメラを購入するというのも良いですよね。

中古カメラの通販は「カメラのキタムラ」や「Map Camera」が直営している通販サイトがメインです。中でもカメラのキタムラは比較的良心的な中古カメラを販売していると評判です。中古カメラについてはファインダーが多少汚れているとか、本体のどこに傷があるとか細かいことまで記載されているので、安心して購入することができます。

ソフマップは新品カメラも多く揃えていますが、中古もあります。もともとカメラ以外の電気製品を扱っていることもあり、カメラを買う時に見逃してしまう盲点のような存在。でも、中古カメラの品揃えがかなり充実しているので、ぜひ見てみるべきです。デジタルカメラのみならず、ミラーレス、コンデジ、交換レンズ、ビデオカメラやウェアラブルカメラの中古まであります。タムロン、シグマの中古レンズもあるので、中古レンズを探している人もソフマップは要チェックのサイトです。

中古カメラを販売しているサイト

上に取り上げた以外にも中古カメラを通販で手に入れられるウェブサイトがあります。参考になるサイトを幾つかご紹介します。

CAMERA fan

直販サイトではありませんが、中古カメラ・レンズの検索サイトです。全国津々浦々の中古カメラを一括して絞り込み検索できるので、かなり便利です。50ほどのショップが販売する中古カメラが揃っています。

ドスパラ(中古WEB通販)

コンピューター関連機器で有名なドスパラですが、中古カメラも少数ながらあります。とは言っても一眼レフカメラは少ないようで、コンデジがメインです。

アカサカカメラ

東京都の台東区に店舗を構えるアカサカカメラですが、インターネット販売も行っています。特にライカ、ニコンの中古、ビンテージカメラの扱いが主で、デジタル一眼レフの本体、レンズの中古品も扱っています。

キヤノンのLレンズもお手頃な値段で販売されており、上級者にもおすすめの中古カメラ通販です。なんといっても扱っているカメラブランドが豊富で、国産の中古カメラ本体なら、ニコン、キヤノンはもちろん、マミヤ、ミノルタ、コニカ、リコーなどのレアなカメラもあります。様々なブランドの味わいを楽しみたいコレクターにはおすすめかもしれません。

価格コム

言わずと知れたクチコミサイト。価格コムは新品のカメラだけではなく、中古カメラも扱っています。とにかく、クチコミのマニアックなレビューが参考になるので、じっくりと研究したい人にもおすすめです。新品カメラのレビューを見て勉強し、中古があるかどうか探してみるのも良いですね。

ソフマップの中古カメラ

ソフマップの中古カメラ。クオリティーはいかほどでしょうか?ソフマップは68工程の品質チェックを行い、それに合格したもののみが販売されているため、かなり高品質の中古カメラが揃っています。また、買取もしているため中古カメラをソフマップで売却する事もできます。毎月5の付く日は中古の日で、ポイント還元率が高いので、会員に入っているなら5の付く日に売却するのがお得です。

ソフマップの中古カメラではキヤノンのフルサイズカメラEOS5Dやペンタックスの一眼レフカメラが多数取引されているので、チェックしておく価値ありです!

中古でも保証が付けられるのがソフマップのポイント

ソフマップの中古カメラは初期不良に対応してくれます。購入して1か月間は対応してくれるので、万が一、買ってすぐ使えなくなった場合でも安心です。それでも不安な場合は、長期保証をつけることもできます。この長期保証があるのはソフマップならでは。中古カメラでも高価なものがありますから、入っておいて損はないでしょう。

長期保証はプランを選ぶことができるので、自分のニーズに合ったプランを購入できます。一番お手頃な長期保証プランSでは、購入日より3年間24時間365日修理受付をしてくれます。

オークションなどで取引されているジャンクの中古カメラ

cameras-1695017_1280
出典:pixabay

中古カメラを探すならオークションを見てみるのも1つの手段です。ヤフオクだと中古カメラの他にジャンク品が出品されていたりします。ジャンク品はレンズにゴミが入っていたり、カビが生えていたりするものが多く、普通の使用において支障があるもののことです。

ジャンク品から使えるものを選び出すのは至難の技ですので、価格が安いからといって飛びつかないようにしましょう。ただ、オークションには他にも1円スタートのものがあったりして、非常に安く落札できたりします。ソフマップやカメラのキタムラの他、大手通販サイトなどより1から2万円安く買えたりすることもあるので、コストダウンのためには苦労を惜しまないという人であれば、オークションで中古カメラを手に入れるのも1つの方法ですよね。

ヤフオクで中古カメラを買う

7hammer-719065_1280
出典:pixabay

ヤフオクで中古カメラや中古レンズを買うのは1つの方法です。でもジャンクとは表示されていないジャンク品が混じっていたりするので、目利きの良い人なら良い中古カメラ、レンズが買えますが、初心者にはちょっと危なっかしいこともあります。

例えば、上に挙げたジャンク品を大量安売りしている中古カメラ屋などからジャンクカメラ、ジャンクレンズを大量に買い込んで、ヤフオクでジャンク品ではないかのように売りさばいている業者など。カメラ初心者だと、使ってみても違いがよく分からないことがあり、こんなものかと思ってジャンク品をそのまま使っている場合があるのです。

なので、安いと思ってもすぐ飛びつくのではなくて、出品者へいろいろと聞いてみる事が大切です。

もちろん、ヤフオクには掘り出し物もたくさんありますし、良い出品者もたくさんいるので、中古カメラを分かってきたらぜひ利用してみましょう。

個人の出品者だと、利益度外視で出品していることもあり、中古カメラ屋より数千円から数万円安い値段で中古カメラ、レンズが買えてしまったりします。

アマゾンで中古カメラを買う

アマゾンで中古カメラを買うこともできます。アマゾンの中古カメラはかなり優秀で、マーケットプレイス保証がしっかりしているものもあるので、万が一初期不良などが合った際にも安心です。また、ソフマップやカメラのキタムラなどもアマゾンのマーケットプレイスに参入していることがあるので、中古のカメラを一括検索するツールとしても利用できそうですね。

価格コムなどのクチコミも参考になりますが、アマゾンのカスタマーレビューも相当ためになります。価格コムなどのクチコミはハイアマチュアやプロがクチコミを書いている場合が多く、カメラ初心者やアマチュアだと分からない専門用語が飛び交っている事が往々にしてあります。その点アマゾンのレビューは様々な立場の人がおり、初心者の観点で書かれたレビューもあるので、かなり参考になります。

マーケットプレイスでも店舗によってアマゾンポイントが貯まる場合があるので、その点も加味して中古カメラを選びましょう。購入の際にはすでに貯まっているアマゾンポイントも利用できるので、頻繁にアマゾンを利用する人なら、アマゾンで中古カメラを買うのがおすすめです。

ヤフオクで中古カメラを売る

一方、売却したいなら、ヤフオクでカメラを売るのも1つの方法。家に居ながらにして完結しますし、買取査定などの面倒な手続きもしなくてもいいので、楽といえば楽です。

1円スタートで落札者が競合すれば、思わぬ高値が付くことだってあります。これがオークションの面白いところですよね。ヤフオクで売ってそのお金で欲しい中古カメラを買うというのもいい方法ですよ!

ただ、ヤフオクを利用する場合はプレミアム会員でなければならなかったり、落札者とのトラブルが起きてしまうこともあります。出品、写真撮影、投稿、簡単なライティング、落札者の質問に回答したり、発送手続などをしたりと、全て自分で行わなければなりません。

いらなくなった中古フィルムカメラの買取

pentaxcamera-332678_1280
出典:pixabay

フィルムカメラを専門に扱っている店もあったりして、ごく少数の人たちの間ではフィルムカメラが未だに根強い人気です。なぜならフィルムカメラにはフィルムカメラなりの良さがあるからです。フィルムは色合いが豊かで、現像した時の発色がとてもキレイです。フィルムの種類によっても若干の色合いの差を楽しむことができたりします。

また、その保存性の良さもフィルムの特長です。フィルムの質と保存状態が良ければ4、50年は余裕で保存できます

アンティーク調の本体の味わいが好きだという人もいます。フィルムカメラにしかない面持ちは確かにいい味を出していますよね。

なので、今でもフィルムカメラの需要はあるのです。ものによってはオークションでジャンク品として出すよりも、フィルムカメラ専門に買取をしている店で見たもらった方が賢いでしょう。

上に紹介した東京CAMERAなどはフィルムカメラの買取も強化しています。壊れてても大丈夫なことも多いので、見てもらうだけでも損はないでしょう。

中古の三脚は大丈夫?

tripod-933254_1280
出典:pixabay

三脚を新品で買うのももちろん良いですが、結論から言うと中古の三脚でも全然問題ありません。使用頻度の少ない中古品の三脚がアマゾンなどで売られていますが、値段が安い上に摩耗やヘタりも少なく、十分使えるものばかりです。中古カメラを考えているなら、三脚も中古で十分かもしれませんね。

ブランド物の三脚はクオリティーが良いですが、値段が高いため、初心者が手を出すにはちょっと気が引けます。

プロのカメラマンなら毎日使うものなので、良い物を買っても良いかもしれませんが、趣味のカメラなら使用頻度もそこまで高くないので、中古の三脚でも断然OKです。

後悔しない三脚を選ぶために知っておきたい事が、三脚は重くてどっしりしたもののほうが、撮影には向いているという事です。特に一眼レフカメラにストロボを着けて、バッテリーグリップも着けて…とフル装備になるとかなり重くなり、不安定になるからです。なので、一眼レフカメラ用の三脚なら重いタイプを買っておいて損はないでしょう。

ただ、同時に考慮しなければならないのが携帯性ですよね。重すぎるのも考えものなので、最低1kg以上のものを使用しましょう。

ちなみに筆者が使っているVelbonの三脚は高いものではありませんが、しっかりしたクオリティーでオススメです。細かな微調整をすることができ、水準器もついているので、しっかりと一眼レフを固定することができます。

中古のミラーレス一眼もあり

camera-616396_1280
出典:pixabay

一眼レフカメラよりコンパクトで、画質も上出来というミラーレス一眼。光学系の構造がデジタル一眼レフカメラと比べて単純なため、故障も少ないといえます。また静音で撮影ができるため、一眼レフカメラのシャッター音が気になるという人にはメリットがあります。

また、動画撮影との相性も良いため、動画を頻繁に撮るという人であればミラーレスもありかもしれません。何と言ってもコンパクトなものが多く、手で支えながら動画撮影する場合疲れにくいんです。

ただ、電子式のファインダーだと性能がそこまで良くないため、ファインダーをよく使う人ならば、ミラーレスはおすすめできません。また、交換レンズの種類が少ないというのもミラーレスの欠点の1つ。交換レンズを楽しみたいという人は一眼レフカメラ一択でしょう。

ただ、ミラーレスはとにかくコンパクトなので、本体をとにかく小さくしたいという人であれば、ミラーレスはおすすめです。その場合、レンズが大きすぎると、せっかくのミラーレスのコンパクト性が意味をなさないので、コンパクトなキットレンズを使うのが良いでしょう。

カメラの特徴

中古カメラは多種多様。どのメーカーが良いのか迷うかもしれません。新品でも中古でも、購入の際に考慮すべきことをメーカー別にまとめてみました。

オリンパス

orympascamera-1077853_1280
出典:pixabay

オリンパスは医療事業、科学事業に同時に取り組むカメラメーカーですが、オリンパスのカメラ事業はキヤノン、ニコンに次ぐ規模なんです。日本国内では宮崎あおいさんがイメージキャラクターとして採用されていましたね。

オリンパスは特にミラーレスに強く、ミラーレスのシェアではトップクラスなんです。上位機種にはOMシリーズがあり、キヤノンのAPS-C一眼レフカメラと同じくらいの値段になります。

オリンパスカメラの強みは「防水性能」
キヤノンやニコンのいいカメラを買っても、ついてくるのは水漏れという不安です。雨の日に安易にカメラを出すことはできません。さもないと数十万円の本体、レンズが一日のうちにパーになってしまうことだってあります。

その点で心強いのがオリンパスの耐水性デジタルカメラです。モデルによっては水深40から60メートルの耐水圧性能があり、海水浴や水中での撮影なんかにも対応できます。この点はオリンパスカメラの特長であると声を大にして言うことができるでしょう。

ペンタックス

pentaxcamera-332678_1280
出典:pixabay

ペンタックスはカメラ、デジタルカメラ、天体望遠鏡、内視鏡などを専門に取り扱うメーカーですが、あくまでリコーイメージング株式会社が展開する事業の一部という位置づけになります。

特にペンタックスのハイエンドモデルとも言えるフルサイズ対応デジタル一眼レフ「K-1」はマグネシウム合金のボディで、防塵、防滴、低温に耐えうる本体が特長となっています。暗闇での操作を可能にしたアシストライトは業界初の試みと言えるでしょう。2016年にはグッドデザイン賞を受賞しており、見た目のデザインも好評であることが分かります。

特に軽量化を意識した設計なので、重量のある一眼レフカメラを片手で支持するのが苦になる女性などにも適していると言えるでしょう。センサーサイズがAPS-Cのモデルもあり、とても小型。それでいて撮れる画も上位機種に引けを取らないという点が評価されています。

ニコン

nikoncamera-1838741_1280
出典:pixabay

銀塩カメラの時代から光学機器を創り続けているニコン。当然カメラに対するノウハウなども他のカメラメーカーと比べて群を抜いています。Dの1桁シリーズはハイエンドモデルとなり、プロフェッショナル向けのフルサイズカメラです。

Dの3桁シリーズはハイアマチュアモデルです。ハイアマチュアモデルとはいえ、ニコンのD3桁シリーズは十分仕事に使えるパフォーマンスを備えており、実際にプロのカメラマンでもヘビーローテションで使っているようです。

特にD750は優秀で、AFセンサーの性能など、他機種を凌駕するほどの性能を備えています。ただ、初心者が手を出すには少し考えてしまうお値段なので、2つ目の一眼レフカメラなどにふさわしいかもしれません。

Dの2桁、4桁シリーズは初心者から使える入門機的位置づけとなっています。値段もお手頃なものが多く、中古カメラなら5万前後でも手に入るほど。これならニコンをじっくり触ってみたいというお試し感覚でも買える値段ですよね。

キヤノンとはまた違った色味を楽しめたりするので、ニコンが好きというコアなファンがいます。

キヤノン

canoncamera-510530_1280
出典:pixabay

1937年に設立した企業で、もともとはOA機器の開発を主に行っていました。ニコンの前身となる企業が1917年にすでに設立されていたことを考えると、ニコンより企業としての歴史は浅いことになります。しかし、現在に至るまで売上は好調で、実に1949年の上場以来、年間での赤字なしという偉業を果たしています。

よく「キャノン」と言われますが、正確には「キ(ヤ)ノン」で、読み方がちょっと違います。これは昔の習慣のなごりらしく、現在でも公式サイトでは「キヤノン」と表記されています。

レンズ交換式のカメラのシェアは1位で、1.2億画素の静止画一眼レフカメラの開発などにも取り組む、イノベーティブな企業です。

中古カメラ業界を賑わすキヤノンのカメラで最も多いのが「EOS」シリーズです。フィルムカメラの時代を経て、現在ではデジタル一眼レフがメインとなっています。

デジタル一眼レフはEOS-1Dシリーズがフラッグシップモデルと位置づけられています。EOS5Dは特に、プロからもアマチュアからも愛されるモデルとなっており、中古カメラ市場でも高値で取引されています。5Dはフルサイズカメラとして充分な能力を備えており、フルサイズカメラの代名詞とも言えるでしょう。

一桁台は全てフルサイズかと思いきや7Dのみフルサイズではありません。フルサイズ並のオートフォーカス性能を持っていたり、プロをも満足させるカメラではありますが、APS-Cであることを理解しておきましょう。

EOSの2桁モデルと8000D、この2モデルはハイアマチュアモデルとなっており、プロのサブ機としても用いられます。同時に初心者でも操作できるので、入門としてもふさわしいでしょう。EOSも2桁になると価格がぐっと下がるので、中古カメラも手を出しやすい価格になっています。

筆者の使っているのは、EOS8000Dですが、価格が安いのにフルサイズのような風格を備えているので、使っていてとても満足いくカメラです。初めての一眼レフにもおすすめですよ。

他にEOSシリーズにはkissシリーズやミラーレスのMシリーズがあります。初心者やカメラ女子、携帯性重視の人であれば、非常に魅力的なモデルです。EOSには様々なラインナップがあるので、自分に合ったものを選ぶことができます。

ライカ

leicaanalog-1902610_1280
出典:pixabay

ドイツ製のカメラで、日本でも未だに根強い人気があるブランド、ライカ。ライカの前身は1849年という昔に始まった顕微鏡メーカーです。ライカの価格は高く、日本でライカが出回り始めた1930年当時はライカは家と同じくらいの値段で取引されていました。現在でも価格は飛び抜けて高く、相当なこだわりを持つ人しか買えないような値段で売買されています。

ライカは独自の美学があり、カメラのデザインは昔とほぼ変わっていません。一目見ればライカだと分かってしまうほど特徴的で、スリムな外見をしています。

35mmフルサイズのライカはキヤノンやニコンの一眼レフとはまるで違った外見をしています。極めて性能が良く、高コントラスト、解像感などの描写性能に優れています。

特にライカのMレンズは歴史があり、世界最高水準の性能ともいわれているんですよ。Mレンズは光量が足りない環境下でも自然な色合いを出すことができます。

中古カメラを買う前にバッグを買っておこう!

backpack-1839743_1280
出典:pixabay

中古カメラとは言え、カメラを保護するバッグは必要です。特にレンズ交換ができる一眼レフカメラを購入する予定なら、交換レンズやストロボ、三脚などを持ち歩く必要があるので、カメラバッグは必須です。

でも、観光旅行で一眼レフカメラを持っていきたい時など、他の荷物もある場合はカメラバッグを持っていくのは難しいですよね。そういう場合はカメラの本体ケースがおすすめです。マジックテープ式のものもあり、ワンタッチで撮影まで踏み込めるので、シャッターチャンスを逃しません。カメラケースはバッグの中で擦れてくたびれるので、純正のものでなくてもOKです。安価なものを選んで、ヘタったら買い替えましょう。

一方、カメラバッグも肩かけ式のものやショルダー式のものがあり、それぞれにメリットがあります。例えばショルダー式(ランドセルの様に背負うタイプ)のものは肩が疲れにくく、両手が空くので、動きやすいというメリットがあります。一方、ショルダー式のデメリットは交換レンズをさっと取り出したい時にわざわざ肩から下ろす必要があります。肩かけタイプのものよりワンアクション多いのがデメリットです。

肩掛けタイプ

bag-1867711_1280
出典:pixabay

・肩掛けタイプのメリット
交換レンズをそのまま取り出せる。
両手が空く
ウエストポーチタイプよりも大容量
フラップを開けると中身が全て見える
・肩掛けタイプのデメリット
片一方の肩に重量が集中するため疲れやすくなる
三脚を入れられるタイプが少ない

ショルダータイプ(ランドセルタイプ)

shouldercamerabagequipment-768534_1280
出典:pixabay

・ショルダータイプのメリット
両肩で支持するため疲れが半減
両手が空く
包装性高め(こぼれ落ちなどに対する安全性が高い)
比較的流行っている
三脚を持ち運びやすい
スタイリッシュなデザインが豊富

・ショルダータイプのデメリット
交換レンズを出す時にワンアクション多くなる
すべての中身を見るのが大変

ポーターのカメラバッグが人気?

カメラバッグが必要な人はほぼほぼ一眼レフカメラ愛好家です。交換レンズがあるかないか、三脚を持ち歩くかどうかで荷物の量は圧倒的に変わります。なので、カメラバッグが必要な人は一眼レフを持ち歩く人です。一眼レフはそれなりに高価なものなので、カメラバッグにも良いものを選びたいですよね。

デザイン、クオリティーを両立するのが、ポーターのバッグです。カメラバッグだけではなくポーターの全てのカバンに言えることですが、ポーターのカバンはデザイン、耐摩耗性などに優れており、最低でも5年、長いもので10年くらいは使えるように設計されています。

デザインも流行り廃りがなく、ファスナーやベルト、ポケットなどもしっかりしていて、相当な事をしない限り壊れることはありません。カメラバッグとしては考慮に入れたいブランドの一つと言えるでしょう。

ポーターのバッグの良いところが、使えば使うほど味が出て馴染んでくれることです。味が出るのは革製品だけだと思う人もいるかもしれませんが、ポーターのナイロン素材は特殊加工が施されており、使えば使うほどその人に馴染んできます。なので、長く使う事を考えているならポーターの製品を買っておけば間違いないでしょう。

価格が飛び抜けて高いということもなく、一眼レフカメラを買えるのであれば十分手の届く範囲です。スタイリッシュでお気に入りのカメラバッグがあれば、持ち出したくなりますよね。なので、写真が上手くなりたいと思うなら、カメラバッグ選びも結構大切なんです。

ドンケのカメラバッグもスタイリッシュ

ワイルドで土っぽい色が似合う男性ならドンケのカメラバッグがおすすめ。いろんな用途のバッグを扱っているポーターと違いドンケの創業者はジム・ドンケという報道カメラマン。カメラメインのバッグを扱っているという強みがあります。価格もポーターより気持ち高めですが、その分機能性などはバツグンです。綿キャンパスを材料に使っている製品も多く、肌触りが良いというのも1つのメリットです。

ドンケのカバンには両肩掛けタイプのものは比較的少なく、形がなんとなく似通っているので、「あ、ドンケのカメラバッグだ!」と分かりやすいんです。

ビリンガムのカメラバッグ

ドンケが米国ブランドなのに対し、ビリンガムは英国ブランドです。どちらも良いもので、デザインも少し似ていますが、やはり違いがあります。ビリンガムは職人が一つ一つ作り上げるこだわりのカメラバッグで、お値段もかなり違います。英国の誇りがいっぱい詰まったカメラバッグと言えるでしょう。創業者はマーチン・ビリンガムで、ブランドの設立は1978年。すでに40年近く愛されてきたブランドです。ドンケと同じく、カメラバッグをメインに扱うブランドなので、機能性、耐久性なども信頼の置けるものです。

良いビリンガムのカメラバッグだとAPS-Cの一眼レフカメラが買えてしまうくらいのお値段がするので、慎重に選びたいですよね。デザインに統一感があり、独特の個性を持ったビリンガムバッグ。防水性にも富んでいるので、雨の日なんかにカメラを持ち歩くにはぴったりです。

ビリンガムのバッグにデジイチを入れるのも良いかもしれませんが、どちらかと言うとニコンのクラシックカメラやライカが似合うバッグです。一度買ったら最低十年は使いたいですね。

まとめ

中古カメラの購入・売却を考えているなら、以上の点をぜひ把握しておきましょう。イニシャルコストを抑えるために中古カメラをうまく活用すればこれより賢い方法はありません。大切なことは自分の足を動かして現物を見ること。そしてカメラの研究も大切です。インターネットで自分の気になるカメラを研究して、中古でないかを探してみましょう。

カメラ中・上級者なら今のカメラを売って、新しいモデルを買う、または中古のフルサイズにグレードアップするという方法もいいですよね。日本はまさに中古カメラの宝庫。よりどりみどりです。その特権を最大限に活用して、中古カメラを思いっきり楽しみましょう!

カメラ
スポンサーリンク
大陸移動説をフォローする
大陸移動説
タイトルとURLをコピーしました