オランダのテック系Webサイトによれば、Appleのマップアプリはすでに、一部オービス情報の表示に対応しているとの事です。このオービス情報はオランダの一部の地域で利用できます。Appleは今後、更に多くの地域でこの機能が利用できるようにする予定です。
フラッシュが光るカメラのマークで表示
CarPlayおよびiPhoneでマップアプリを使用した際、オービスがある場所には、地図上に黄色いカメラのマークが表示されます。地図上に表示されるのは、信号無視やスピード違反を取り締まるオービスです。
これまで、カナダとアイルランド、英国、米国でのみ利用できた機能でしたが、今回、オランダの一部の地域(オランダ北部)でも利用できる事が明らかになりました。一部オランダの地域では、マップアプリに制限速度が表示されていませんが、今後徐々にマップアプリ内のコンテンツは拡充されていく見込みである、という事です。
クラウド方式で制限速度を報告
Appleは、iOS 14.5で制限速度を報告する事ができる機能を追加する予定で、今後、こういったクラウドソーシングの方法で道路情報が補完されていくようです。
オーストラリア、オーストリア、ニュージーランド、ベルギー、スウェーデン、でも同様に一部でマップアプリのオービス情報が利用できるようになったという事です。