Appleが9月3日に発表した内容によれば、チャイルド・セーフティ機能(Child Safety Features)の実装は、予定より遅れるという事です。このチャイルド・セーフティ機能については一部からいくらか反対意見が出ていたようです。
児童虐待など防止
この機能は児童性虐待などを防止するため、iCloudの写真を観察下に置く、というものです。Appleは利用者からのフィードバックを参考にし、また研究者らの意見も考慮に入れ、機能に更に改善を加えるため、実装を延長することにしたようです。
プライバシーの観点から反対意見も
この機能に関して、プライバシーを重視するユーザーやセキュリティ研究者らは批判的な見方を示しました。Appleの従業員の中にもプライバシーの観点から異議を唱える人が出てきたという事です。
もともとこの機能はiOS 15から実装される予定でした。ただ、批判的な意見が出ているものの、Appleは引き続きこの機能をリリースする方向で開発を進めているようです。